心の準備が間に合わなかった時

心の準備が間に合わなかった時

小学校入学という一大イベントのために、親子でいろいろな準備や心がまえをしていたものの、実際小学校に行ってみると、子供がうまくついていけないということがあります。初めての体験ばかりが続きますので、このような子供は実はけっこう多いのです。家に帰ってくると小学校入学前と同じように元気でいるのに、学校へ登校すると途端にいすに座ってもじもじ。

 

そんな子供を見ていると、親としては何とかしてあげたいと思ってしまいます。ですが、親が子供の学校生活に突っ込みすぎてしまうと、結果的に子供にとっては良くないということがあります。そもそも、初めての小学校生活に簡単に慣れるというのは、みんなができることではないのです。大人でも、初めての環境にはなかなか慣れないものです。新しい環境では、自分でいろいろな体験をしていき学習していくことで、だんだんと慣れていくのです。ですので、子供の様子を見守ってあげてください。

 

その後数日で、学校生活に慣れる場合もあります。また、時間はかかってしまう子供もいますが、いつかきっと学校生活に慣れていくはずです。親としてはもどかしいかもしれませんが、まずは時間が経って慣れるのを待ってあげましょう。不安な顔をして学校から帰ってくることがあるかもしれません。思わず親も不安な顔を見せてしまいがちですが、そこはあえて笑顔で「おかえり!」と迎えてあげましょう。そして話してあげてください。

 

小学校生活が不安なことはよくわかる、でもいつか必ず慣れて楽しい小学校生活が送れる日がくることを。何が不安なのかも聞いて、できるだけ子供の不安を解消するようにしましょう。小学校入学前には、子供自身が心の準備をするのはもちろん、親も心の準備が必要になるのです。


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